恐怖状態(Frightened)
定義(SRD 5.2.1準拠): 恐怖状態のクリーチャーには、次の効果があります。
- 能力判定と攻撃への影響: 恐怖の源が視線内にある間、能力判定と攻撃ロールに不利を受ける
- 接近不能: 恐怖の源へ自発的に近づく移動を行えない
2014年版からの変更: 効果に変更はありません。2014年版と2024年版のどちらも、恐怖の源が視線内にある間は能力判定と攻撃ロールに不利を受け、自発的には恐怖の源へ近づけません。
卓での注意: 視線の条件が付くのは、能力判定と攻撃ロールへの不利です。壁などで恐怖の源への視線が完全に遮られている間、この不利は受けません。ただし、恐怖状態そのものは終了せず、恐怖の源へ自発的に近づけない効果には視線の条件がありません。
標準ルールではクリーチャーの「向き」を管理しないため、単に背を向けただけでは視線が遮られたことにはなりません。また、押しやりや運搬など、自分の意志によらない強制移動で恐怖の源へ近づくことは禁止されていません。
移動できる方向の例
恐怖の源から現在30フィート離れている場合、横へ移動して距離が30フィートのままなら、通常は「近づく」移動ではありません。後退して距離を広げることもできます。一方、自分の移動によって一時的にでも距離を縮める経路は選べません。障害物を回り込む必要がある場面では、DMが移動経路と距離を確認します。
強制移動で近づけられた後も恐怖状態は続きます。その後の自分のターンでは、現在位置からさらに自発的に近づくことはできませんが、横や後方へ移動することはできます。
よくある疑問
恐怖の源を見えなくすれば状態は終わりますか? 終わりません。視線を遮ると能力判定と攻撃ロールへの不利は一時的に受けなくなりますが、効果に書かれた終了条件を満たすまで恐怖状態そのものは残ります。
セーヴィング・スローにも不利ですか? 恐怖状態そのものが不利を与えるのは能力判定と攻撃ロールです。セーヴィング・スローには適用されません。ただし、恐怖を与えた個別の効果が別の修正を定めている場合はその記述に従います。