精神集中(Concentration)
定義(SRD 5.2.1準拠): 一部の呪文や効果を維持するための仕組み。精神集中が必要な効果には、説明文や持続時間欄にその旨が記されています。効果を作り出したクリーチャーが精神集中を失うと、その効果は終了します。
精神集中はいつでも任意に終了でき、アクションは必要ありません。精神集中を失う条件は次のとおりです。
- 別の精神集中効果: 精神集中が必要な別の呪文を発動し始めるか、別の精神集中効果を起動した時点で、それまでの精神集中を失う
- ダメージ: ダメージを受けるたび、【耐久力】セーヴに失敗すると精神集中を失う。難易度は「10」と「受けたダメージの半分(端数切り捨て)」の高い方で、最大30
- 無力状態: 無力状態になると精神集中を失う
- 死亡: 死亡すると精神集中を失う
2014年版からの変更: 「同時に維持できる精神集中効果は1つ」「ダメージを受けたときは【耐久力】セーヴを行う」という基本構造は同じです。大きな変更は、2024年版ではダメージによる精神集中判定の難易度に最大30が設定されたことです。2014年版にはこの上限がありませんでした。
また、2024年版では、別の精神集中呪文を発動し終えたときではなく、発動し始めた時点で以前の精神集中が終了することと、呪文以外の精神集中効果も同じ制限を受けることが明確に記されています。
卓での注意: 複数回の攻撃でダメージを受けた場合、合計ダメージに対して1回ではなく、ダメージを受けるたびに判定します。精神集中を維持したまま別の精神集中呪文を発動し始めることもできません。先の効果は、新しい呪文の効果が発生する前に終了します。
ダメージを受けたときの計算例
| 1回に受けたダメージ | 【耐久力】セーヴの難易度 |
|---|---|
| 7 | 10 |
| 24 | 12 |
| 80 | 30(上限) |
たとえば1回の攻撃で24ダメージを受けた場合、難易度は半分の12です。同じラウンドに続けて8ダメージを受けたなら、今度は難易度10でもう一度判定します。24と8を合計して難易度16の判定を1回行う処理ではありません。
一度に複数の精神集中効果を維持できない制限は、呪文だけでなく、説明に精神集中が必要と書かれた特徴や別の効果にも及びます。新しい効果を使う前に、現在維持している精神集中を書き留めておくと取り違えを防げます。
関連項目: 呪文セーヴ難易度、無力状態、麻痺状態、恐怖状態、1ターンに呪文は何回使える?