気絶状態(Unconscious)
定義(SRD 5.2.1準拠): 気絶状態のクリーチャーには、次の効果がある。
- 動作不能: 無力状態と伏せ状態を併せて受け、持っているものを落とす。気絶状態が終わっても伏せ状態は残る
- 移動速度0: 移動速度は0になり、増加できない
- 攻撃への影響: 自分に対する攻撃ロールは有利になる
- セーヴへの影響: 【筋力】セーヴと【敏捷力】セーヴに自動的に失敗する
- 自動クリティカル: 攻撃者が5フィート以内にいる場合、自分に命中した攻撃はクリティカル・ヒットになる
- 無自覚: 周囲の状況に気づかない
2014年版からの変更: 攻撃、セーヴ、移動、周囲の認識に関する主な効果は2014年版と同じ。2024年版では、従来個別に並んでいた効果の一部が無力状態と伏せ状態を併せて受けるという形に整理された。また、気絶状態が終わっても伏せ状態は残ることが明記され、起き上がるには伏せ状態のルールに従うことが分かりやすくなった。
卓での注意: ヒット・ポイントが0になって気絶した場合、ヒット・ポイントを1以上回復するまで気絶状態は続き、死亡セーヴの対象になる。0ヒット・ポイントでダメージを受けると死亡セーヴに失敗し、5フィート以内からの命中はクリティカル・ヒットになるため、通常は失敗が2回増える。
一方、2024年版で近接攻撃によって敵を気絶させる場合は、ヒット・ポイントを0にする代わりに1まで減らして気絶状態を与える。そのクリーチャーは小休憩を開始します。
HP0による気絶と、非致死攻撃による気絶
| 原因 | ヒット・ポイント | 死亡セーヴ | 主な終了方法 |
|---|---|---|---|
| ダメージでHP0 | 0 | 必要(容体安定なら不要) | HPを1以上回復する |
| 非致死攻撃 | 1 | 不要 | 下記のSRD内の記述差を確認 |
同じ気絶状態でも、ヒット・ポイントと死亡セーヴの扱いが異なります。卓では「気絶」の印だけでなく、HP0なのか1なのか、容体が安定しているかも併記すると混乱を防げます。
SRD 5.2.1内にある解除時期の記述差
SRD 5.2.1には、非致死攻撃後の気絶がいつ終了するかについて、2か所で記述が一致していません。「Damage and Healing」の説明では、開始した小休憩の終了時に気絶状態が終わり、HP回復または応急手当で早期終了すると書かれています。一方、「Rules Glossary」の「Knocking Out a Creature」では、HP回復または応急手当まで気絶状態が続くとされ、小休憩終了時の解除が書かれていません。
同じ公式文書内の差であるため、本サイトでは一方を唯一の正解として断定しません。卓を始める前にDMがどちらを採用するか決め、公式の更新やエラッタが出た場合は新しい記述を優先してください。
攻撃を受けたとき
気絶状態の対象への攻撃ロールは有利ですが、自動命中ではありません。命中し、攻撃者が5フィート以内にいればクリティカル・ヒットになります。HP0のクリーチャーがダメージを受けた場合は死亡セーヴ失敗を1回、クリティカル・ヒットなら2回記録します。残りダメージが最大ヒット・ポイント以上なら即死の可能性もあるため、命中、クリティカル、死亡セーヴ失敗、即死の順に確認します。