D20テスト(D20 Test)

定義(SRD 5.2.1準拠): 能力判定・攻撃ロール・セーヴィング・スローの3つを総称する新用語。「D20テストに影響する」と書かれた効果は、この3種すべてに効く。

2014年版からの変更: 用語自体が新設。旧版では「能力判定、攻撃ロール、セーヴィング・スローに〜」と毎回列挙していた記述が、一語で済むようになった。

卓での注意: 逆に言えば、「能力判定」とだけ書かれた効果は攻撃ロールには効かない。どの語で書かれているかが2024年版のルール読解の鍵。ルール文の解像度が上がった分、原文(または正確な訳語)で確認する癖をつけたい。

3種類の見分け方

種類何を決めるロールか
能力判定行動や知識が成功するか〈隠密〉判定、イニシアチブ・ロール
攻撃ロール攻撃が命中するか武器攻撃、呪文攻撃
セーヴィング・スロー危険や効果に抵抗できるか呪文への【敏捷力】セーヴ、死亡セーヴ

たとえば「次のD20テストにボーナスを得る」なら、表のどれにも使えます。一方、「次の攻撃ロールにボーナスを得る」効果を、攻撃が命中した後のダメージ・ロールへ加えることはできません。ダメージ・ロールや回復量のロールはd20を使わず、D20テストにも含まれないためです。

よくある疑問

イニシアチブは攻撃ロールですか? いいえ。【敏捷力】能力判定です。そのため、能力判定に作用する効果は適用されますが、攻撃ロールだけに作用する効果は適用されません。

有利や不利は3種類すべてに使われますか? ルールが対象のD20テストを指定していれば使われます。ただし、単に「有利を得る」と覚えるのではなく、能力判定、攻撃ロール、セーヴィング・スローのどれに対する有利かを確認します。

目標値との関係

D20テストでは、d20の出目に能力修正値や習熟ボーナスなどを加え、難易度(DC)またはアーマー・クラス(AC)と比較します。能力判定とセーヴィング・スローは主にDC、攻撃ロールは主に対象のACが基準です。「D20テスト」はロールの種類をまとめる言葉であり、すべての判定が同じ能力修正値や目標値を使うという意味ではありません。

効果が「ロールへ加える」のか「DCを変える」のかも区別します。呪文セーヴ難易度は相手が振るD20テストの目標値であり、術者自身のD20テストではありません。

関連項目: 消耗状態ヒロイック・インスピレーション