消耗状態(Exhaustion)
定義(SRD 5.2.1準拠): 累積する状態異常。受けるたびに消耗状態のレベルが1増え、レベル×2だけすべてのD20テストの出目が下がり、レベル×5フィートだけ移動速度が下がる。レベル6で死亡。大休憩で1レベル回復。
2014年版からの変更: 旧版は「Lv1: 能力判定に不利/Lv2: 移動半減/…/Lv5: 移動0/Lv6: 死亡」という6段階の個別ペナルティ表だった。2024年版は一律の累積式になり、参照の手間が消えた。
卓での注意: 「D20テスト−2」は攻撃ロールにもセーヴにも判定にも効く。地味に見えて、消耗状態が2~3レベルになると命中も生存も目に見えて崩れる。旧版のような「移動が突然半分になる」崖はなくなった代わり、じわじわ全部が痛む設計。
レベルごとの早見表
| 消耗レベル | D20テスト | 移動速度 | 追加結果 |
|---|---|---|---|
| 1 | −2 | −5フィート | — |
| 2 | −4 | −10フィート | — |
| 3 | −6 | −15フィート | — |
| 4 | −8 | −20フィート | — |
| 5 | −10 | −25フィート | — |
| 6 | — | — | 死亡 |
移動速度30フィートのキャラクターなら、レベル1で25フィート、レベル3で15フィート、レベル5で5フィートになります。複数の原因から消耗状態を受けても別々には管理せず、現在の消耗レベルを増やします。
回復時の注意
大休憩を終えると消耗レベルは1だけ減ります。大休憩1回で全快するわけではないため、レベル3なら通常は複数回の休息が必要です。呪文や特徴が消耗状態を減らす場合は、その効果に書かれた量だけ減らします。レベルが0になれば、D20テストと移動速度へのペナルティはなくなります。
管理のしかた
消耗状態は同名の状態を複数個付けるのではなく、1つのレベルとして管理します。食料不足と特殊能力の両方から1レベルずつ受けたなら、消耗レベル2です。原因が解消しても、ルールに「消耗レベルを減らす」と書かれていなければ自動的には回復しません。
キャラクターシートには現在レベルだけでなく、計算済みのD20テスト修正と移動速度も併記すると処理が速くなります。たとえば「消耗2: D20−4、速度−10フィート」と書けば、攻撃、能力判定、セーヴのたびに表を見直さずに済みます。
関連項目: D20テスト